研究課題/領域番号 |
22560433
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
吉田 浩治 岡山理科大学, 工学部, 教授 (00254433)
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研究分担者 |
藤本 真作 岡山理科大学, 工学部, 准教授 (00278912)
衣笠 哲也 岡山理科大学, 工学部, 准教授 (20321474)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 高速走行車両 / 車体振動 / 軸重値 / 精度 / 信号処理法 / 小型計測車両 / 小型軸重計 / 模型実験 |
研究概要 |
軸重計は走行中の車両の軸重(左右の車輪を一対にして軸と呼ばれる)を計測する装置である.本研究課題の目的は軸重計を用いて高速走行車両の軸重を高精度で計測するための方法(主として信号処理法)を確立することにある.軸重計は軸重を計測するのが目的であるので,2軸が同時に乗らないように,計量台の幅(車両進行方向)はタイヤの直径にほぼ等しく設計されている.軸重計は車両の走行中に計測を行うので,車両振動の影響を受ける.その影響を除去しない限り精度良い軸重値は得られない.さらに,車速が高くなるにつれ得られる信号が短くなり,精度良い測定値を得ることは一層難しくなる.この問題を解決するために,まず,研究室内で実験できるように,小型の軸重計と走行中の車両の運動状況が詳細に記録できる特殊な計測車両のミニチュア模型を開発する.これらを用いることで,高速で走行中の車両の運動と軸重計からの信号の相関の研究が可能となる.今年度は昨年度の研究に引き続き,1/6スケールのガソリンエンジン搭載のラジコン車両をベースにして小型の計測車両の開発に取り組み,必要な装置を実装した.すなわち,空気入りのタイヤ,車両のバネ上の振動を正確に計測できる加速度計,タコジェネレータを用いた速度検出装置および加速度データと速度データのためのデータロガー,油圧式ブレーキ,車体を特定の振動数で加振するための加振器である.次に,その計測車両に対応した軸重計を開発した.これらの小型計測車両と小型軸重計を用いて,車体の加速度データ,車速,荷重信号を取得する実験を実施し,小型計測車両は必要な機能をほぼ備えていることを確認し,軸重計ははかりとして機能していることを確認した。さらに既に提案されている新軸重値推定法を小型軸重計によって取得した荷重信号に適用し,振動成分を適切に推定できることを確認した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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