研究課題
基盤研究(C)
本研究では,貧配合コンクリートのスランプロスの低減を目的とし,その練混ぜ水の保水状態に着目し,保水状態を変化させた試料に関し,流動性を測定することで練混ぜ水の挙動が貧配合コンクリートの流動性および経時変化に及ぼす影響について検討した。その結果,コンクリートの保水性を向上させることでスランプロスを低減できることを明らかとした。これより,増粘剤とAE減水剤を併用することで貧配合コンクリートのスランプロスを低減することができる一手法を提案した。
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東海大学工学部紀要
巻: Vol.52.No.2 ページ: 241-248
コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.52