研究課題
基盤研究(C)
本研究はコンクリートの劣化現象であるアルカリ骨材反応(ASR)の容易な抑制方法として、アルカリを低下させる作用のあるプロピオン酸カルシウムを少量添加する方法を検討した。実験方法はプロピオン酸カルシウムを添加した反応性骨材を用いたコンクリート供試体を作製して、実験室内における反応促進環境と屋外暴露環境に設置し、膨張率の測定等を行った。この結果、プロピオン酸カルシウムを添加した供試体は膨張が抑制されており、ASRの抑制効果があることがわかった。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (7件)
日本コンクリート工学会、コン クリート工学8月号
巻: Vol.49、No.10 ページ: 9-15
コンクリートテクノ7月号 (セメント新聞社)
巻: Vol.30、 No.7 ページ: 59-63