「稲わら収集・運搬方法の実証」においては、これまで主に経験的に知られている稲わらの最適な収集方法を整理した。特に、新潟地域の稲作の状況に応じた収集方法を検討するための実情を整理した。また、自脱コンバインによって収穫時に切断された稲わらを収集する梱包方法を試行し、前処理・可溶化技術に供試する稲わらロールを確保した。また、コンバインにアタッチメントを取り付け、収穫時に稲わらを切断せずに束ねて梱包する方法は、新潟地域で適用する際には前者の方法に比べ多大な労力を要することが現地調査において判明し、本事業においては不向きであることがわかった。
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