研究課題
基盤研究(C)
人口減少時代における環境管理手法の一つとして開発権取引を取り上げ、開発権取引の影響を評価する土地利用モデルを開発した。また、この土地利用モデルを名古屋都市圏等に適用し、名古屋都市圏における開発権取引の導入が都市活動にどのような影響を与えるのかについてモデル分析を行った。分析の結果、開発権取引の導入は都心部の人口集積を高めること、これに伴う都心部の地価上昇が居住者の効用を低下させること、都心部への鉄道投資等と組合せることにより、こうした影響が緩和されること等が明らかにされた。
工学