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2011 年度 実績報告書

教育の国際化に対応した学校施設計画に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 22560599
研究機関千葉大学

研究代表者

柳澤 要  千葉大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20311615)

キーワード英語イマージョン教育 / インターナショナルスクール / 外国語教育特区 / バイリンガル教育
研究概要

本研究では、これからの新しい教育メソッドへ対応した空間の在り方、特に新しい英語教育の導入など、教育の国際化に対応した空間・場の計画指針を得ることを目的として行った。
最初にこれまでの調査資料・データを再編・再整理し、本研究の調査を実施するための基礎的な資料を作成し、国内の英語イマージョン教育実施校やインターナショナルスクール、一般校での英語教育の実態と施設・空間に関する情報を収集した。また国内外の教育制度概要、学校施設整備に関する基礎情報を収集した上で、イマージョン教育や国際的教育に関連した制度や教育システム、また施設や設備に関する情報を収集し実態を把握した。
実地調査は、詳細な行動観察調査を、幕張インターナショナルスクールで実施し、また施設概要調査・ヒアリング調査を、西町インターナショナルスクール、調布アメリカンスクールで実施した。さらに国外調査として米国ニューヨークの4つのインターナショナルスクールの調査を実施した。
実地調査結果は、学校概要、教育・運営方法、施設利用、計画プロセスなどで整理・分析し、合わせて教室・スペースのレイアウト図の整理・分析を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初予定していた国内のインターナショナルスクール調査のうち、セントメリーインターナショナルスクールの詳細調査と横浜の2つのインターナショナルスクール調査が実施できなかった。これは東日本大震災の影響で国内のインターナショナルスクールがその対応に終われ、調査を受け入れる余裕がなかったためである。

今後の研究の推進方策

今年度は最終年度であり、昨年度予定していたが実行できなかった調査を行うとともに、これまでの調査研究成果を補完するための調査を実施する予定である。また3年間の調査の総合的な分析・考察を行っていく予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 幕張インターナショナルスクールにおける活動内容と空間構成に関する分析・考察~インターナショナルスクールの空間・場の使われ方に関する調査研究その3~2011

    • 著者名/発表者名
      内田葵、高橋美帆、森田舞、川上義人、柳澤要
    • 学会等名
      日本建築学会学術講演会2011年度大会(関東)
    • 発表場所
      早稲田大学早稲田キャンパス
    • 年月日
      2011-08-25
  • [学会発表] インターナショナルスクールの空間構成についての報告~教育の国際化に対応した学校施設計画に関する調査研究 その1~2011

    • 著者名/発表者名
      魏〓、内田葵、高橋美帆、柳澤要
    • 学会等名
      日本建築学会学術講演会2011年度大会(関東)
    • 発表場所
      早稲田大学早稲田キャンパス
    • 年月日
      2011-08-25
  • [学会発表] 幕張インターナショナルスクールにおける児童の行動内容と掲示物に関する分析・考察~インターナショナルスクールの空間・場の使われ方に関する調査研究そ の4~2011

    • 著者名/発表者名
      高橋美帆、内田葵、森田舞、川上義人、柳澤要
    • 学会等名
      日本建築学会学術講演会2011年度大会(関東)
    • 発表場所
      早稲田大学早稲田キャンパス
    • 年月日
      2011-08-25

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公開日: 2013-06-26  

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