都市と建築計画学の観点から観たギリシア・ローマ劇場の研究

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22560646
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 建築史・意匠
• 研究機関: 東海大学
• 研究代表者: 渡邊 道治 東海大学, 産業工学部, 教授 (70269108)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 劇場建築 / ギリシア劇場 / ローマ劇場 / 見え方

研究概要

ギリシア・ローマ劇場の舞台と客席の平面について新たな分類を行い、地域的そして時代的な相違を明らかにした。次に舞台建築がその背後の空間と紀元前2世紀から関連性を持ち始め、紀元前1世紀前半には列柱廊を備え始めたが、帝政初期から出現した背面の建築的意匠は限定的であった。さらに古代の劇場は現代劇場の計画学観点から見ても見やすい角度にその客席が計画されており、とりわけ現代のパレエやオペラの鑑賞に相当する舞台と客席の関係を持っていた。

研究成果

• [雑誌論文] ギリシア・ローマ劇場のポストスカエニウムの部屋と立面意匠について (2012)
  • 著者名/発表者名: 渡邊道治
  • 雑誌名: 日本建築学会九州支部研究報告集 巻: 52号 ページ: 617-620
• [雑誌論文] ギリシア・ローマ劇場の舞台背後に配置される建物について (2012)
  • 著者名/発表者名: 渡邊道治
  • 雑誌名: 学産業工学部紀要 巻: 5号 ページ: 33-40
  • URL: http://bulletin.soie.u-tokai.ac.jp/bulletin/2012/渡邊原稿(2012年度).pdf
  • 査読あり
• [雑誌論文] ギリシア・ローマ劇場の客席の階段状通路の配置について (2011)
  • 著者名/発表者名: 野口力、渡邊道治
  • 雑誌名: 日本建築学会九州支部研究報告集 巻: 51号 ページ: 781-78
• [雑誌論文] ギリシア・ローマ劇場の舞台建築の平面についての基礎的考察 (2011)
  • 著者名/発表者名: 渡邊道治
  • 雑誌名: 東海大学産業工学部紀要 巻: 4号 ページ: 31-38
  • URL: http://bulletin.soie.u-tokai.ac.jp/bulletin/2011/紀要2011-5.pdf
  • 査読あり
• [雑誌論文] ギリシア・ローマ劇場の客席の平面形態について (2010)
  • 著者名/発表者名: 渡邊道治
  • 雑誌名: 東海大学産業工学部紀要 巻: 3号 ページ: 19-26
  • URL: http://bulletin.soie.u-tokai.ac.jp/bulletin/2010/紀要-3.pdf
  • 査読あり
• [雑誌論文] ギリシア・ローマ劇場の客席に関する特徴について (2010)
  • 著者名/発表者名: 野口力、渡邊道治
  • 雑誌名: 日本建築学会九州支部研究報告集 巻: 50号 ページ: 609-611
• [学会発表] ギリシア・ローマ劇場のポストスカエニウムの部屋と立面意匠について (2013)
  • 著者名/発表者名: 渡邊道治
  • 学会等名: 日本建築学会(九州支部)
  • 発表場所: 大分大学
  • 年月日: 2013-03-03
• [学会発表] ギリシア・ローマ劇場の客席の階段状通路の配置について (2012)
  • 著者名/発表者名: 野口力、渡邊道治
  • 学会等名: 日本建築学会(九州支部)
  • 発表場所: 西日本工業大学
  • 年月日: 2012-03-04
• [学会発表] ギリシア・ローマ劇場の客席に関する特徴について (2011)
  • 著者名/発表者名: 野口力、渡邊道治
  • 学会等名: 日本建築学会(九州支部)
  • 発表場所: 鹿児島大学
  • 年月日: 2011-03-06