研究課題
基盤研究(C)
本研究は、幕末以降の近代和風住宅の設計方法について考察した。即ち、その存在はあまり知られてはいないが、近代和風住宅には田舎間の設計基準寸法の中にそれより大きな寸法を併用して設計されたものが散見される。そうした設計手法の意味を、「大きな寸法」の使用されている部屋の用途を基に分析すると、大きな寸法は①格式性の表現②機能的な家族本位の考え方の表現、として田舎間のなかに併用されていたと考えられることを明らかにした。
すべて 2013 2012 2011
すべて 学会発表 (3件)