研究課題
基盤研究(C)
日本建築の設計技法において秘伝とされた軒規矩術法について、中世から近世までの技法を明らかにするとともにその変容過程を体系化することができた。中世ははじめに留先を定める留先法であり、近世になると配付垂木割を定めてから留先を求める引込垂木法に変化することを明らかにした。さらに引込垂木法は近世末になると隅木側面を設計基準に統一する引込垂木口脇法へと変化し、この技法が現在文化財建造物修理で使われている現代規矩術法の成立に影響を与えたと考えられることを指摘した。
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