研究課題
基盤研究(C)
市販の燃料電池は高価であり、特に、セパレータのコスト削減が必要とされている。本研究では、コスト削減のためにステンレス鋼板を素材とし、電気伝導度を改善するために黒鉛を付着させる新規表面処理法によってセパレータを製造することを試みた。アルコールに黒鉛粉末を分散させた溶液にステンレス鋼板を浸漬し、黒鉛粉末をほぼ均一にステンレス鋼板表面に付着させた。そのステンレス鋼板を新しい鋼板で挟み込んで冷間圧延することによって、黒鉛を強く付着させたステンレス鋼板を製造できた。
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福井工業大学研究紀要
巻: No.42
ページ: 99-106
http://hdl.handle.net/10461/7273