研究課題
基盤研究(C)
水素原子と空孔濃度が異常に高い状態のタングステン材料挙動の第一原理シミュレーションの結果から、タングステン原子空孔と水素原子の相互作用特性を明らかにした。格子欠陥の形成および分布に対する高濃度水素効果を定量的に評価し、核融合炉内機器材料の開発で問題となっている、高粒子束で長時間イオン照射を受けたタングステン材料でみられる異常な格子欠陥形成と水素吸蔵量の著しい増加の物理機構に関係すると思われる重要な知見を得た。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)
Journal of Nuclear Materials
巻: Vol.417 ページ: 1115-1118
DOI:10.1016/j.jnucmat.2010.12.211
Plasma and Fusion Research
巻: Vol.6 ページ: 4pp
DOI:10.1585/pfr.6.2405062