研究課題
基盤研究(C)
どのような個体が多くの子供を残せるのかを調べることは、適応と進化を論じるうえで重要である。長期に観察が続けられている個体識別されたニホンジカ(Cervusnippon)を対象に、繁殖成功とそれに影響を与える要因を分析した。なわばり雄の交尾数が多く、これらの雄の体重は重かった。しかし、劣位雄の一部も子供を残していた。雌の生涯繁殖成功度のばらつきは0-6で、体重と生存期間が影響していた。
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Zoological Science
巻: 29巻 ページ: 147-150