研究課題/領域番号 |
22570101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 京都大学 (2012-2013) 神戸大学 (2010-2011) |
研究代表者 |
朝倉 彰 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 教授 (40250138)
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研究分担者 |
青塚 正志 首都大学東京, 理工学部, 教授 (40106604)
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連携研究者 |
伊谷 行 高知大学, 教育学部, 准教授 (10403867)
嶋永 元裕 熊本大学, 沿岸域環境科学教育研究センター, 准教授 (70345057)
高田 宜武 日本海区水産研究所, 室長 (30372006)
古賀 庸憲 和歌山大学, 教育学部, 教授 (50324984)
佐藤 琢 西海区水産研究所, 研究員 (20455504)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 遺伝的多様性 / 熱帯 / ヤドカリ類 / 黒潮 / 親潮 |
研究概要 |
暖温帯から熱帯に分布する種の起源を調べるために、浅海性ヤドカリ類をモデル生物として種内の遺伝的分化を調べた。ホンヤドカリは親潮域から黒潮域まで幅広く分布し、親潮域の集団は夏繁殖型で短期間に繁殖し、オス同士の闘争は激しい。一方黒潮域の集団は冬繁殖型であるが繁殖期は長期にわたり、オス同士の闘争は緩やかである。日本各地の集団についてmtDNAのCOI遺伝子の変異をみたが顕著な差はなく、表現形変異である可能性が示唆された。イソヨコバサミは関東地方から広くインドー西太平洋の熱帯域に分布する。そのcox遺伝子を調べたところ、東南アジアの一部集団は日本とは異なることが明らかになり種分化の萌芽が見られた。
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