研究課題
基盤研究(C)
体内に生じた癌細胞を排除する免疫細胞の主要なものがNK細胞である。しかしながら、癌細胞がこのNK細胞の攻撃から逃避する能力を獲得すると、その癌細胞は体内で長く生存できるようになり、転移の原因になると考えられている。われわれは、ある種の癌細胞が、今までに知られていなかった新しい仕組みを使ってNK細胞の攻撃から逃避していることを発見した。これらの癌細胞では、細胞表面に付加している糖が、特殊なタイプの糖に変わっているため、NK細胞による攻撃から逃避できるようになったことを明らかにした。また、癌細胞が、転移先の臓器でどのようにして血管から脱出するのか、その機構の解明に貢献した。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 12件) 学会発表 (2件) 図書 (1件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
European Journal of Cell Biology
巻: (in press)
10.1016/j.ejcb.2014.03.002
Molecular Medicine Reports
10.3892/mmr.2014.2113
巻: 9 ページ: 1142-1146
10.3892/mmr.2014.1965
Oncology Research
巻: 20 ページ: 289-295
10.3727/096504013X13639794277644
巻: 7 ページ: 359-364
10.3892/mmr.2012.1189
病理と臨床
巻: 31(8) ページ: 868-874
Trends in Glycoscience and Glycotechnology
巻: 25(143) ページ: 117-123
10.4052/tigg.25.117
International Journal of Oncology
巻: 40 ページ: 1831-1838
10.3892/ijo.2012.1411
Biological and Pharmaceutical Bulletin
巻: 35(10) ページ: 1633-1636
10.1248/bpb.b12-00367
Trends in Molecular Medicine
巻: 18 ページ: 224-232
10.1016/j.molmed.2012.02.001
EMBO Journal
巻: 30 ページ: 3173-3185
10.1038/emboj.2011.215
Journal of Urology
巻: 185 ページ: 1930-1938
10.1016/j.juro.2010.12.027
巻: 19 ページ: 85-92
10.3727/096504010X12875107808008
http://www.springerreference.com/docs/html/chapterdbid/332082.html