研究課題
基盤研究(C)
これまで未解明であったDyPの触媒メカニズムの内、過酸化水素の酸化反応に関与するアミノ酸残基としてアスパラギン酸171番を特定した。アスパラギン酸171番をアスパラギンに置換することで、過酸化水素の酸化活性が失われた。この時、DyPの構造全体のゆがみは検出されず、アスパラギン酸171番が活性残基であることが明らかとなった。さらに、反応メカニズムとしてスイングメカニズムを提唱した。この研究は、国際的に高く評価され、新しい酵素番号EC1.11.1.19が割り当てられ、注目されている。
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FEBS Letters
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