研究課題
基盤研究(C)
我々は正常なオートファジー欠損のAtg5-/-細胞を用いて細胞内糖鎖を解析したところ、シアル酸を持つ遊離糖鎖が特異的に蓄積するのを見出した。そこでこの糖鎖がどのように生成し、オートファジーがこれらの糖鎖の代謝にどのように関与しているかを解析した。その結果、このオートファジー欠損による影響は基底オートファジーに依り、正常なオートファジーはこれらの蓄積を防ぐ役割を果たすことを明らかにした。また、リソソーム上のシアル酸トランスポーターであるシアリンがこの現象に関与していることを明らかにした。
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http://www.riken.go.jp/research/labs/grc/riken_max_planck/sys_glycobiol/glycometabolome/