研究課題
基盤研究(C)
陽性荷電含有ヘパラン硫酸糖鎖 GlcA-GlcNH3+(JM403 抗原)はヒト小腸増殖帯細胞の細胞質に顆粒状に発現し、癌ではその発現は生物学的悪性度と相関する。そこで増殖期にある癌細胞株や胎児(げっ歯類)組織を用いその特徴的発現パターンを調べた。その結果 JM403 抗原の顆粒状発現は、増殖期にあっても椎間板や神経細胞の細胞質にはほとんど認められず上皮系細胞に特徴的に認められたことから上皮系細胞の分化・増殖に密接に関与していると推定された。
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Glycoconj J
巻: 27 ページ: 661-672
doi:10.1007/s10719-010-9311-4