研究課題
基盤研究(C)
本研究では、繊毛内での存在量が少ないマイナーダイニンの構造と機能を解析した。まず、これまで見つかっていた3種類のマイナーダイニンのうちの1つが他のダイニンに比べて微小管に強く結合することを見出した。また、クライオトモグラフィー法を用いて軸糸内の各種ダイニンの構造を比較し、繊毛根元にこれら3種類のマイナーダイニンに相当すると考えられる構造を新たに見出した。一方、クラミドモナスのゲノムに存在するダイニンのうち唯一未同定として残されていた最後のダイニンを見出し、全ての生物を通じて初めて、ゲノムに存在する全ダイニンを同定することに成功した。
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