研究課題
基盤研究(C)
HSF1 は熱ショックなどのストレスによって、DNA のアクセスが顕著に亢進することが分かっている。しかしながら、高等動物でのHSF1 のDNA アクセスのメカニズムはよく分かっていない。HSF1 が RPA と相互作用することが分かった。RPA の減衰により、定常状態での HSFP70 遺伝子プロモーター領域への HSF1 アクセスの低下が見られ、HSP70 発現の遅れが観察された。HSF1-RPA複合体は、RNA ポリメラーゼ II のプレロードを導き、さらに FACT をさらに呼び込むことで、クロマチン構造を開かせることを明らかにした。この複合体は、がん細胞の増殖に必要であることも分かった。
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Mol. Cell
巻: 48 ページ: 182-194
Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A
巻: 108 ページ: 1681-1686
http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~seika2/