研究課題
基盤研究(C)
ヒストンメチル化酵素(HMTase)がこれまでに多数同定されている。我々は、Set9 分子がp300/CBP-associated factor (PCAF)の複数のリジン残基をメチル化することを同定し報告した。本研究ではこれをさらに発展させ、リジンメチル化によるPCAFの機能変化を解析した。その結果、PCAFの安定性は変化しないこと、自己アセチル化には影響しないこと、そして、P53やH3を基質としたアセチル化活性を低下させること、を見出し、メチル化を介したSet9-PCAF系による新たな転写制御系の存在が示唆された。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
J Biol Chem
巻: 287 ページ: 9887-9900
DOI:10.1074/jbc.M111.298521
Cancer Sci
巻: 101 ページ: 1797-1806
DOI:10.1111/j.1349-7006.2010.01598.x
http://www.gen.kyushu-u.ac.jp/~genome/