2012 年度研究成果報告書

胚性幹細胞を用いた効率的なトランスジェニックニワトリの作成技術の確立

研究課題

研究課題/領域番号	22570177
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	分子生物学
研究機関	独立行政法人理化学研究所
研究代表者	MAK Siu Shan 独立行政法人理化学研究所, 感覚器官発生研究室, 研究員 (40442967)
研究分担者	RAJ Ladher 独立行政法人理化学研究所, 感覚器官発生研究室, 特別主管研究員 (70392173)
研究期間 (年度)	2010 – 2012
キーワード	組換え / 胚性幹細胞
研究概要	本研究はキンカチョウの多能性細胞培養法の確立を目的とする。キンカチョウの胚はニワトリ胚に比べて若いステージであることがわかった。また孵卵前のキンカチョウとニワトリの卵では細胞の特性と挙動に大きな違いが見られた。一定培養条件下では、キンカチョウの単離細胞は幹細胞マーカーを発現するが、ニワトリは発現しなかった。今回我々は初めて、鳥類の桑実胚期後胚の詳細な分子解析と、初期胚培養法および無血清フィーダーセルフリー条件での幹細胞様細胞培養法について報告した。