研究課題
基盤研究(C)
我々は今回の研究において Supervillin (SVIL) が分裂時に Central spindle (CS)と呼ばれる構造体に局在することを見出した。この局在は SVILの 238番目のセリンのリン酸化により制御されていた。細胞に 238番目のセリンをアラニン変えた S238Aを発現させた細胞では分裂の異常が観察された。さらに詳しく解析したところ、リン酸化した SVILは分裂期における細胞膜の収縮に関与していることが明らかとなった。以上より、SVILのリン酸化は細胞質分裂に重要な働きをしていると考えられる。
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