研究課題
基盤研究(C)
粘液細菌を用いて、2 種の細菌型チロシンキナーゼの機能解析を行った結果、グラム陰性型チロシンキナーゼ BtkB は増殖期に発現し、高温ストレス適応に関与しており、グラム陽性型チロシンキナーゼ BtkA は飢餓誘導における成熟胞子形成期に発現し、成熟胞子形成に必須な酵素であった。両者とも菌体外多糖の生産に関与していた。一方、 Ser/Thr/Tyrホスファターゼ Pph3 は飢餓誘導による胞子形成に関与し、 PHP ファミリーに属するホスファターゼ PhpA は、細菌型チロシンキナーゼの自己リン酸化チロシン残基の脱リン酸化反応を行い、菌体外多糖の生産の調節に関与していると推察された。
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