研究課題
基盤研究(C)
食細胞におけるファゴソーム成熟化は、内部オルガネラの複雑な膜融合反応を伴うことが予想されるが、その分子機構はほとんどわかっていない。本研究では、細胞膜局在SNAREタンパク質の1つSNAP-23が、ファゴサイトーシスのみならず、ファゴソーム内部の活性酸素産生、酸性化、ライソゾームとの膜融合といった成熟過程に機能することを明らかにした。また、新たに構築したSNAP-23の一分子FRET解析系を用い、細胞膜ではVAMP5とsyntaxin3、ファゴソーム膜ではVAMP7とSNARE複合体形成することを見出した。しかし、VAMP5がファゴサイトーシスに機能する結果は得られていない。
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