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2012 年度 研究成果報告書

大脳皮質発生過程におけるソニックヘッジホッグ発現細胞の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 22570209
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 発生生物学
研究機関同志社大学

研究代表者

元山 純  同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (70321825)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード遺伝学 / 神経科学 / 脳神経 / 発生分化 / シグナル伝達
研究概要

本研究では、大脳皮質発生過程において分泌タンパク質であるソニックヘッジホッグ(Shh) を分泌する細胞の機能解明を目的とした。Shh-CreERT2マウスを用いて、胎生後期の大脳皮質でのShh発現細胞の同定を試みた。Shh-CreERT2マウスとZEG double reporterマウスと交配させ、E13-14にタモキシフェンを経口投与し発生過程での大脳皮質中のGFPの発現細胞を観察した結果、Shhを発現している細胞はINTERMEDIATE ZONEにある細胞である事がわかった。これらのShh発現細胞が、神経幹細胞の発生に関与するかどうかを調べるため、Shhを発現する細胞中でのみジフテリア毒素(DTA)を発現させ、Shh発現細胞の数を減少させた。その結果として神経幹細胞の分化が抑制された。以上の結果からShh発現細胞は胎生後期の大脳皮質の発生過程において神経幹細胞の分化を誘導していることが分かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] マウス胎生後期の大脳皮質内での神経発生におけるソニックヘッジホッグ発現細胞の遺伝的検出及び除去2013

    • 著者名/発表者名
      元山 純
    • 学会等名
      第46回日本発生生物学会
    • 発表場所
      松江
    • 年月日
      2013-05-19

URL: 

公開日: 2014-08-29  

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