研究課題
基盤研究(C)
棘皮動物は強い再生能力を持つものが多いが、再生に関与する分子機構や未分化細胞の存在はほとんど明らかにされていない。本研究では主にウミシダ腕再生過程で発現する遺伝子を解析した。その結果、腕には未分化細胞が備わっていることが明らかになった。また、レチノイン酸合成経路の遺伝子やHox遺伝子などが再生組織の領域性へ関与することが示唆された。これらの発現は、動物における再生の共通性を示していると考えられる。
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