研究課題
基盤研究(C)
研究成果の概要(和文):ニホンザルは周辺の数頭の動きに反応して、他個体との距離を調整している。しかし、それだけでなく、群れのおおよその位置を把握して、自分の動きを調節している可能性が示唆された。離合集散型のクモザルの群れの凝集性のデータを、凝集型のニホンザルと比較可能な形で分析した。群れとしてまとまっている時と、分派している時の 2 個体間の距離のパターンは、両種で似通っており、基本的な凝集の仕組みは共通している可能性示唆された。
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International Journal of Primatology
巻: 32 ページ: 1348-1366
American Journal of Primatology
巻: 73 ページ: 623-631
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/members/sugiura.html