研究課題
基盤研究(C)
機能性身体症候群において、生理機能のストレスに対する反応にいくつかの逸脱パターンがみられた。心理面では、ストレス負荷時に客観的生理指標とそれに対応する主観的感覚との間に乖離がみられ、不安、抑うつなどの気分の逸脱、身体感覚増幅、アレキシサイミア傾向がみられた。また、緊張、不安、抑うつと関連して唾液アミラーゼが高く、交感神経機能亢進が示唆され、それに対して自律訓練法の有用性が考えられた。機能性身体症候群では、生理機能と心理面の両者の関係性に着目した評価が重要であり、それに基づいたアプローチを検討する必要がある。
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