研究課題
基盤研究(C)
イネのOsHMA3は細胞の中の液胞膜に存在し、そこで液胞内へカドミウム(Cd)を輸送していることを明らかにした。通常、イネはOsHMA3の働きにより吸収したCdを根に蓄積させているが、 OsHMA3の機能喪失により多量のCdが茎葉部に輸送されCdを高蓄積する仕組みを明らかにした。また、OsHMA3を用いて植物組織のCd蓄積を制御できる可能性が示されるとともに、タンパク質の改変によるCd輸送活性の制御の可能性が示された。
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