研究課題
基盤研究(C)
慣行の無種子化法では難無種子化品種である'ナイアガラ'および'コンコード'の無種子化には、実用上、300mg・L-1GA3と10mg・L-1ホルクロルフェニュロンの混用液を満開14日前に処理する方法が好適であった。両品種が難無種子化である原因は、無種子化が容易な品種に比べて胚のうの発達阻害が起きにくいためと推察された。'ナイアガラ'は、ストレプトマイシンとの混用処理を行っても無種子化はそれほど改善されなかったため、現段階では、ブドウ品種のなかでも著しく難無種子化品種であることが明らかとなった。
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