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2010 年度 実績報告書

熱帯産花木ジャカランダの種間交雑不和合性の解明と打破に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22580035
研究機関九州大学

研究代表者

宮島 郁夫  九州大学, 熱帯農学研究センター, 准教授 (20182024)

研究分担者 小林 伸雄  島根大学, 生物資源科学部, 教授 (00362426)
キーワードジャカランダ / オオバジャカランダ / 種間交配 / 花粉管伸長 / 着果率
研究概要

青紫色の花を咲かせる高木生のジャカランダ(Jacaranda mimosifolia)と赤紫色の花を咲かせる低木性のオオバジャカランダ(J.cuspidifolia)を用い,2010年5月下旬から7月上旬にかけて,これらの相互交配を行ない着果率を調査した.その結果,ジャカランダの種内交配における平均着果率は22.6%だったのに対し,ジャカランダ×オオバジャカランダの交配では7.9%,オオバジャカランダ×ジャカランダの交配では1.9%であり,種内交配に比べて種間交配の着果率はきわめて低かった.交配6か月後にこれらの種子を果実から取り出して播種したところ,ジャカランダの種内交配およびジャカランダ×オオバジャカランダの交配で得られた種子の発芽率はいずれも約60%だったが,オオバジャカランダ×ジャカランダの交配で得られた種子の発芽率は2.8%と低かった.
つぎに,ジャカランダの種内交配およびジャカランダとオオバジャカランダとの種間交配における花柱内での花粉管の行動を調査したところ,いずれの交配においても柱頭上での花粉の発芽不良,花粉管の伸長停止および異常な形状をした花粉管はみられなかった.すべての交配において,交配48時間後には胚珠周辺まで花粉管は到達しており,一部は胚珠内への侵入も見られた.交配48時間後に胚珠まで到達した花粉管の数はジャカランダの種内交配でもっとも多く,次いでジャカランダ×オオバジャカランダの交配であり,オオバジャカランダ×ジャカランダの交配で最も少なかった.
先に示したように,オオバジャカランダ×ジャカランダの交配では,ジャカランダの種内交配やジャカランダ×オオバジャカランダの交配に比べて着果率が低かった.このことはオオバジャカランダ×ジャカランダの交配において,胚珠まで到達する花粉管が少ないことが原因であると思われた.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 熱帯性花木ジャカランダ属植物の花弁内フラボノイド類2010

    • 著者名/発表者名
      梶原, ら
    • 学会等名
      園芸学会平成22年度秋季大会
    • 発表場所
      大分大学旦野原キャンパス
    • 年月日
      2010-09-19
  • [学会発表] 熱帯性花木ジャカランダ(Jacaranda mimosifolia)の花弁内主要アントシアニン2010

    • 著者名/発表者名
      宮島, ら
    • 学会等名
      園芸学会平成22年度秋季大会
    • 発表場所
      大分大学旦野原キャンパス
    • 年月日
      2010-09-19

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公開日: 2012-07-19  

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