研究課題
基盤研究(C)
麦類赤かび病菌のストレス応答MAPキナーゼ(FgOS2)経路の下流に位置すると推定されるCREB型転写因子のFgATF1は、トリコテセン合成に必須ではないが、分化誘導を通して合成制御に関与することを明らかにした。さらに、FgOS2経路で制御される11遺伝子を同定した。これらの遺伝子群には、グリセロール合成酵素、カタラーゼ、糖新生鍵酵素や細胞壁関連酵素など様々な酵素群が含まれており、本経路がストレスに応答して多様な役割を担っていると考えられる。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
D. Kasbekar & K. McCluskey (eds).
ページ: 171-192