研究課題
基盤研究(C)
交信かく乱法が効かない種として、調査期間中8種のキンウワバ類の発生が認められた。しかし幼虫期における同定が困難であったため、MultiplexPCRによる分子同定法を適用したところ、長野県のレタス圃場ではタマナギンウワバが優占していることが明らかとなった。またタマナギンウワバが発生する原因を調べたところ、既交尾メス成虫のかく乱区域外からの飛び込みと交信かく乱剤の成分ではタマナギンウワバへのかく乱効果が不十分なこと、他の害虫種の成分がかく乱効果を阻害していることを明らかにした。
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Journal of Economic Entomology
巻: 106 ページ: 690-694
食と緑の科学
巻: 66 ページ: 11-16
Autographa nigrisigna, Macdunnoughia confusa and Thysanoplusia intermixta (Lepidoptera: Noctuidae) found in IPM lettuce fields in Japan, ournal of Economic Entomology
巻: 104 ページ: 1280-1285