研究課題
基盤研究(C)
被験土壌で生育させたヘチマ幼植物下胚軸から得られる導管液の濃度を可給性の指標とする「導管液法」は、植物生育に影響する要因を考慮した養分可給性評価法として提案された。本研究では、当法を用いることにより、根圏の重金属吸収性(可給性)の評価も可能であること、土壌pH変化に基づく重金属可給性の変化を評価し得ること、ケミズキンバイによる導管液法を用いればドミウム汚染米産出リスク予測にも応用し得ることが認められた。ただし低pH時や高土壌水分条件ではヘチマによる導管液法の利用には限界が示された。
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Annals of Botany
巻: 111 ページ: 69-77
Tree Physiology
巻: 33 ページ: 96-105