研究課題
基盤研究(C)
食品加工産業から発生する非可食部分(未利用バイオマス)を原料として、高付加価値物質を生産することは、資源循環型社会を構築する上で重要な課題の一つである。本研究では未利用バイオマス中の主要成分であるペクチンに焦点を絞り、カビによる効率的な分解メカニズムを明らかにすることを目的とした。ペクチンは非常に複雑な構造を持つ多糖であり、その分解には多数の酵素が必要である。本研究では 30 種類のペクチン分解酵素の詳細な性質を決定した。
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