研究課題
基盤研究(C)
シロイヌナズナのアクティベーションタグライブラリーの中から単離した、腋芽形成の異常から枝葉が極度に繁茂した形態となるchestnut変異株を解析した。この変異株では、1つの転写因子の遺伝子の発現量が10-30倍になっていた。また、chestnut変異株では、病害抵抗性に関わるPR1遺伝子の発現量が上昇していた。この結果は、病害抵抗性と腋芽メリステム形成機構の間に何らかの共通な機構があることを示していると考えられる。