研究課題
基盤研究(C)
本研究はアブラナ科野菜などに含まれるイソチオシアネート類の抗糖尿病効果の機序の解明を目的として行った。脂肪細胞において、脂肪蓄積抑制効果と、酸化ストレス負荷に伴うインスリン応答性低下からの保護効果を見出した。また、糖尿病モデル動物に辛味除去わさび粉末混餌食、またはクレソン等に含まれるイソチオシアネート化合物を摂取させることでも病態緩和効果が発揮されることを見出した。このことは、食材自身や類縁化合物で有効性が発揮できる可能性を示唆するものである。
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