研究課題
基盤研究(C)
コンブ類の繁殖における静的防御機構(健全な藻体に存在する本来備えている抵抗機構)に関与する新たな化学成分の検索し、防御メカニズムの解明を目指した。その結果、マコンブ胞子体の生殖成長期(子嚢斑と呼ばれる生殖器官形成期)には、ROS生成と制御、ROSとヨウ素の放出に特徴付けられる動的抵抗力と共に、フェノール化合物およびケイ素の蓄積による静的抵抗力を強化し、繁殖を成功に導く機構が働いていることが明らかになった。
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Journal of Applied Phycology
巻: 24 ページ: 1177-1182
DOI:10.1007/s10811-011-9750-8
Botanica Marina
巻: 53 ページ: 409-416
DOI:10.1515/BOT.2010.047