着底漁業の固着性生物への影響評価に関する研究

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22580201
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 水産学一般
• 研究機関: 長崎大学
• 研究代表者: 松下 吉樹 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科, 准教授 (30372072)
• 研究分担者: SATUITO CYRIL Glenn Perez 長崎大学, 大学院・水産・環境科学総合研究科, 准教授 (40363478) ; 山下 由起子 長崎大学, 大学院・水産・環境科学総合研究科, 産学官連携研究員 (30569190)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 漁業 / 生態系保全

研究概要

着底漁業が海底環境に与える影響評価のために,海底と一体となって海底環境を構成する固着性生物の漁業による混獲に注目し,底曳網,底延縄,底刺網漁業において,GPSロガーとGPS内蔵デジタルカメラ,水深ロガーを利用した操業状況と固着性生物混獲のモニタリング手法の開発と試行を実施した。そして漁業ごとに混獲される種と数量,漁具が海底を掃過する面積などを明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] Low impact and fuel efficient fishing -Looking beyond the horizon (2012)
  • 著者名/発表者名: Suuronen, P., F. Chopin, C. Glass, S. Lokkeborg, Y. Matsushita, D. Queirolo, D. Rihan
  • 雑誌名: Fisheries Research ページ: 119-120,135-156
• [学会発表] Low Impact and Fuel Efficient (LIFE) fishing (2012)
  • 著者名/発表者名: Suuronen, P., F. Chopin, C. Glass, S. Lokkeborg, Y. Matsushita, D. Queirolo, D. Rihan
  • 学会等名: 6thWorld Fisheries Congress
  • 発表場所: エジンバラ,英国(Edinburgh,United Kingdom)
  • 年月日: 2012-05-11
• [学会発表] 小型底びき網漁業の選別時間を変化させる要因の検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 宮崎航, 松下吉樹
  • 学会等名: 平成24年度 日本水産学会春季大会
  • 発表場所: 東京海洋大学,東京都港区
  • 年月日: 2012-03-27
• [学会発表] 選別漁具の選択性と魚の逃避,生残 (2012)
  • 著者名/発表者名: 松下吉樹
  • 学会等名: 平成24年度 日本水産学会漁業懇話会講演会「21世紀のSmart Fisheryを目指して」
  • 発表場所: 東京海洋大学,東京都港区
  • 年月日: 2012-03-26
• [学会発表] 固着性生物の混獲 (2011)
  • 著者名/発表者名: 松下吉樹
  • 学会等名: 東大大気海洋研シンポ「混獲と生物多様性保全」
  • 発表場所: 東京大学大気海洋研究所,千葉県柏市
  • 年月日: 2011-12-16