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2012 年度 実績報告書

クルマエビ類の免疫様現象における特異性および免疫記憶を司る血リンパ液因子の特定

研究課題

研究課題/領域番号 22580218
研究機関独立行政法人水産総合研究センター

研究代表者

佐藤 純  独立行政法人水産総合研究センター, 増養殖研究所, 主任研究員 (10443350)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード水産増殖 / 魚病 / WSSV / WSD / クルマエビ
研究概要

これまでに,WSSVの組換えタンパク質であるrVP28,rVP26,牛血清アルブミン(BSA),魚類病原ウイルス(NNV : nervous necrosis virus),大腸菌タンパク質(E. coli),ウサギ赤血球およびPBSを投与した血リンパ液を二次元電気泳動解析(以下2D解析)に供した結果,rVP28を投与時に特異的に発現したタンパク質を得た。そこで,昨年度,まず,rVP28を投与した個体の血リンパ液のタンパク質5スポットの内3スポットについてN末端側のアミノ酸シークエンスを10残基行ったものの、ホモロジーサーチの結果一致するアミノ酸配列が存在しなかった。そこで,アミノ酸情報をもとに発現遺伝子を検出する縮重プライマーを作製し,rVP28投与個体のリンパ様器官等から検出を試みたが,検出には至らなかった。一方,2D解析では特異スポットを取得したことから,現在家兎に接種し抗血清の取得を進めた。この他,2D解析の結果,rVP26接種個体にrVP28を追加接種した個体でrVP28由来の特異スポットが強く発現したことを確認した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] クルマエビのホワイトスポット病WSD(white spot disease)の防除対策に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      佐藤 純
    • 雑誌名

      水産総合研究センター研究報告

      巻: 36 ページ: 57-106

    • 査読あり
  • [学会発表] PAV(=WSD)防除のための電解海水を用いたクルマエビ受精卵の洗浄効果2013

    • 著者名/発表者名
      佐藤 純
    • 学会等名
      日本水産学会
    • 発表場所
      東京海洋大学
    • 年月日
      20130326-20130326
  • [学会発表] クルマエビの急性ウイルス血症の防除対策に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      佐藤 純
    • 学会等名
      日本魚病学会
    • 発表場所
      日本大学
    • 年月日
      20130310-20130310
    • 招待講演

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公開日: 2014-07-24  

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