研究課題
基盤研究(C)
本研究では、19世紀オート=ザルプ県の土地改良組合の分析を行った。堤防組合と灌漑組合の運営、紛争に着目した。国レベルでの法制度-共和暦13年のデクレ、1865年法、1888年法-の制定過程の分析も行った。議会での議論において、オート=ザルプ県住民の意向が反映され、土地改良組合における参加の強制が、法改正によって実現した。本研究によって、オート=ザルプ県住民の自然と制度に対する能動性が明らかとなった。
すべて 2012 2011 2010
すべて 学会発表 (1件) 図書 (2件)