研究課題
基盤研究(C)
農業を食料(私的財)と環境がもたらす便益(公共財)を同時に供給する産業であると捉えて、従来の「自由貿易論」や「環境評価手法」に依拠することなく、新たな視点から日本農業の存在意義を問うための政策分析を行った。そのため、食料と環境財の供給がもたらす得失を共通の土壌で評価するための新たな枠組みを開発し、食料と環境財の生産に分割不可能な生産要素に助成することで、社会全体の厚生が改善可能であることを示した。
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2010 年度日本農業経済学会論文集
ページ: 1-5
http://www.edu.kobe-u.ac.jp/ans-agecon/foodecon/kusakari/index.htm