研究課題
基盤研究(C)
主要食料農産物を大規模に輸出する国を対象に、バイオ燃料推進策等を含む農業部門への直接的・間接的な保護の総体を定量的に評価し、これら諸施策による国際価格変動への影響を明らかにした。タイについて、WTOの枠内外で展開する政策が、保護的な色彩を強めつつも、コメの大規模輸出をもたらす2009-11年間の直接支払から、2011以降は逆に国際価格を引き上げる政策に転換したこと、またアメリカの政策が、バイオ燃料支援策を含む総体として、2011年頃以降の主要食料の価格高止まりをもたらした可能性を示唆した。
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フードシステム研究
巻: Vol.19、No.2 ページ: 93-99
http://www.maff.go.jp/primaff/meeting/kaisai/2010/index.html
http://www.fmric.or.jp/stat/04.html