研究課題
基盤研究(C)
「太陽熱を蓄える池」という意味のソーラーポンドを利用し,各種施設の暖房用熱源としての利用の可能性について,実験と数値解析の観点から検討を行った.実際に用いたポンドは,塩水の上に淡水を置き,太陽光を塩水に蓄熱するという塩濃度勾配型とよばれるものを用いた.このポンドでは,塩水と淡水の間の濃度勾配層が蓋の役割を果たすために蓄熱が可能となる.検討の結果,太陽熱の20%程度の量を蓄熱することが可能であることがわかった.
すべて 2012
すべて 学会発表 (1件)