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2012 年度 実績報告書

リモートコントロールシステムを用いた次世代型放牧管理システムの確立

研究課題

研究課題/領域番号 22580312
研究機関琉球大学

研究代表者

平山 琢二  琉球大学, 農学部, 助教 (00274887)

研究期間 (年度) 2010-10-20 – 2013-03-31
キーワード放牧 / 行動 / リモートシステム / 行動制御 / GPS
研究概要

本申請では、無牧柵の放牧環境下において家畜などの管理動物を無人で効率的かつ省力的に飼養管理することを最終目的としている。すなわち、放牧地への管理対象動物の導入から退出までを管理し、さらに放牧中の動物の栄養状態や健康状態の把握、これらを基準とした牧区設定および牧区間移動にいたるまでを本申請で開発するシステムで行うものである。また、フリースタイルの無牧柵環境での草地状態(被度および栄養分布など)をGIS(Geographic Information System)を使って動物の摂草状況(本申請で開発する行動計測システムで計測)とシンクロさせ草地状態をシミュレートし、効率的に牧区設定および動物の移動を行うなどの総括的な管理体制を構築するまでを本申請における最終目標とする。
これまでの移動量計測システムはA1間欠信号を2方向交点計測法によるものであるが、本法は計測者による誤差(熟練度)が大きく、交点計測に手間を要するため、GPS情報をシステムに付加することで、簡易に高精度の位置情報が得られ、これによって家畜移動量が容易に計測できる。これまでに開発したシステムはGPS情報のみでなく、家畜の栄養状態において最も重要な採食・反芻・休息行動を同時に計測できるもので、これらの情報によって、家畜が「今どこで何をしている」のかをリアルタイムで確認することができる。
平成24年度においては、心拍数の長期ならびに遠隔地より記録できるシステムを試作したが、現時点までで遠隔地からリアルタイムでデータを受信は可能である半面で、連続記録時間が約2日間と、短期間であり、心拍プローブの耐久性に問題が残る結果を得ている。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] Development of Pasturage Managerial System Based on ICT2012

    • 著者名/発表者名
      Takuji HIRAYAMA, Takuro OIKAWA, Morihiko HIRAKAWA
    • 学会等名
      The 15th AAAP ANIMAL SCIENCE CONGRESS
    • 発表場所
      Bangkok(Thailand)
    • 年月日
      20120926-20120930
  • [図書] 最新畜産ハンドブック2013

    • 著者名/発表者名
      扇元敬司
    • 総ページ数
      未定
    • 出版者
      講談社

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公開日: 2014-07-24  

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