研究概要 |
SNPs は遺伝病や経済的特性の原因遺伝子特定, 遺伝的多様性解析に用いられている。本研究では SNPs 解析ツールの DigiTag2 法で用いるニワトリ SNPs マーカーを作製し,ヤケイとびニワトリの遺伝的類縁関係の解明のために DigiTag2 法による SNPs の検出を試みた。遺伝的類縁関係解析で、 14 集団が各々のクラスターを作った。総合同値確率(ある個体と別の個体とを誤判定する確率)が 2.70×10-20 となり, 作出した SNPs マーカーを用いれば理論的に世界中全ての鶏(2011 年の世界の鶏飼育羽数 1.99 × 1010)の個体識別を行うことが可能であることが明らかとなった。
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