研究課題
基盤研究(C)
本研究では、GAPDH凝集が関与する酸化ストレス誘発細胞死カスケードにおいて、我々が新規に同定したGAPDHドミナントネガティブ分子(C152A-GAPDH)の治療効果を個体レベルで検討する目的で、C152A-GAPDHのコンディショナル・トランスジェニックマウスの作製を行った。結果、2系統のテトラサイクリン誘導型C152A-GAPDHトランスジェニックマウスを確立した。現在、酸化ストレス性疾患モデルとして、メタンフェタミン誘発性パーキンソン様モデルと脳卒中モデル(中大脳動脈閉塞モデル)を用いて、確立したテトラサイクリン誘導型C152A-GAPDHトランスジェニックマウスでの効果を検討しており、酸化ストレス性疾患への治療応用の可能性について検証中である。
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J. Biotechnol
巻: 157 ページ: 326-333
http://www.vet.osakafu-u.ac.jp/pham/pham.htm