研究課題
基盤研究(C)
ヌード(CCl4/nude)マウスおよびシクロスポリン A 免疫抑制(CCl4/CSA)マウスを用いて四塩化炭素(CCl4)誘発性慢性肝障害に対するイヌ BMSCs 異種移植効果を検討した。重度肝障害モデルである CCl4/CSA マウスの BMSCs 移植群で炎症細胞と肝線維化領域の有意な減少が認められたが、CCl4/nude での効果は軽微であった。培養イヌ BMSCs は MMP 産生能を有し、炎症性サイトカイン刺激に対して発現増強することから、BMSCs 移植による肝線維症の改善には,線維化領域における炎症性サイトカイン刺激および MMP-9 発現が関与している可能性が考えられた。
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J. Vet. Med. Sci
巻: 74 ページ: 633-636
巻: 74 ページ: 607-611