研究課題
基盤研究(C)
シクロプロパン環やシクロブタン環のような小員環は高度に歪んだ構造であるため、環が開裂しやすく、多様の反応性を有しており有機合成化学上重要な官能基である。今回、3位に電子求引性基を有するα-ピロン体とジメチルスルホキソニウムメチリド(1)との反応を検討し、5位置換基の違いによりビシクロ[3.1.0]ヘキサン体とシクロペンタジヒドロフラン体を選択的に作り分ける方法を開発した。また、3位に電子求引性基を有するクマリン体と1との反応を鍵反応とする天然物アダンクチンBの全合成を達成した。
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