研究課題
基盤研究(C)
ラジカル化学を基盤とした連続反応の開発研究を行った。その結果、ベンザインとホルムアミドから生成する中間体をジアルキル亜鉛で捕捉する連続反応が進行することを見出した。次に、パーフルオロアルキルラジカルの電子不足受容体へのミスマッチ付加ではじまるカスケード反応が効果的に進行することを見出した。本反応は、キラルなルイス酸を用いることで立体選択的に進行した。さらに、酸化チタンを用いることにより、合成的に有用なケトン類の光還元反応を開発した。
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